「若手リフォーム営業マンの営業成績がなかなか上がらない…」

「若手リフォーム営業マンを育成する方法は?」

このように悩まれているリフォーム会社様も多いかと思います。

そこで今回は「若手リフォーム営業マンが育たない5つの理由」「若手リフォーム営業マンを育成する6つの方法」についてご紹介します。

若手リフォーム営業マンが育たない5つの理由

①若手リフォーム営業マンに仕事を任せていない

「自分がやった方が早いから、ミスがないから」

「自分がやった方が成果がでる」

「教えてる時間がない」

このような理由で、仕事を任せていない場合、若手リフォーム営業マンは、いつになっても育ちません。

上司が知識を教えることを避けることで、若手リフォーム営業マンは自分で試行錯誤してスキルを習得する必要があります。

この場合、習得知識が間違っている可能性も高いです。

また、上司が仕事を請け負うことが多いことで、若手リフォーム営業マンは

「自分でやらなくても上司がやってくれる」

という風に、自発的に取り組むことが無くなってしまいます。

②適切な研修制度・サポート体制が無い

十分な研修制度が提供されていない場合、スキルや知識が十分に身につかず、成長が妨げられます。

また、サポート体制が整ってないことで、若手リフォーム営業マンは問題が起きたときに、自分で解決せざるを得ない状況となり、間違った知識を持って育ってしまう可能性があります。

③過度なプレッシャーを与えている

営業目標が過度に高い場合や、過剰なプレッシャーがかかる環境では、若手リフォーム営業マンのモチベーションが低下し、成長が妨げられることがあります。

④適切なキャリアパスが見えない

会社が明確なキャリアパスを提示していない場合、若手リフォーム営業マンは自身の将来に対する目標を持ちにくくなります。

そのため成長意欲、モチベーションが低下することがあります。

⑤社内のコミュニケーション不足

社内でのコミュニケーションが不足していると、情報共有がうまくいかず若手リフォーム営業マンが適切な判断を下せない場合があります。

コミュニケーション不足によって、成長の妨げとなることがあります。

若手リフォーム営業マンを育成する6つの方法

①信頼して仕事を任せる

上司が「責任は自分が取る」というスタンスで、若手リフォーム営業マンに仕事を任せることも育成する方法の一つです。

若手リフォーム営業マンに仕事を任せることで、自分で判断し、行動する力が育ちます。

また、仕事を任せられることで「自分の仕事」として責任感を持って仕事に取り組めるようになります。

一度は信用して任せてみることも、若手育成のための大きなステップアップ方法です。

しかし、任せると言っても

・できる見込みのない若手に無理矢理仕事を押し付けてしまう
・本当に一人で仕事をさせ、アドバイスもしないで放置してしまう

このようなことが起きないようにしましょう。

いつでもアドバイス・フォローできるような体制を取ったり、報連相が必ずできるような状態にしておきましょう。

②コミュニケーションを大事にする

若手リフォーム営業マンとコミュニケーションを大事にすることも、成長する方法でもあります。

上司と若手リフォーム営業マンの間で、コミュニケーションが上手くとれていると、若手営業マンは悩みやぶつかっている問題について上司に相談しやすくなります。

そうすることで、ミスが起きる前に適切なアドバイス・サポートを受けることができます。

③目標設定とフォローアップ

個々の若手リフォーム営業マンに明確な目標を設定し、進捗を定期的に確認することが重要です。

目標設定することで、自己成長への意欲を高め、フォローアップが継続的な成長を支えるためです。

④定期的なフィードバックと評価

上司や先輩からの定期的なフィードバックや評価により、若手リフォーム営業マンは自分の強みや弱みを把握し、改善することができます。

適切な指導やアドバイスが成長を促す助けとなります。

⑤チームワークを重視した環境づくり

コミュニケーションや協力を重視した職場環境を整えることで、営業マンが互いに切磋琢磨し合えるようになります。

支え合い、助け合うことで、リフォーム会社全体の成長が促進されるためです。

⑥社内勉強会を定期的に開催する

基礎研修の他に定期的に、月に1回などの頻度で、社内勉強会を開催してみましょう。

経験豊富な先輩や上司から実務を学ぶことで、実践的なスキルを身につけられます。

また、社内のスタッフが講師を務めるだけでなく、専門分野の外部講師を呼んで話してもらいましょう。

新鮮味を持って勉強会に取り組むこともでき、外部の方との交流で、視野も広げることができます。

勉強会を定期的に開催することで、新しい知識を得るだけでなく、自分の間違いに気付ける機会でもあります。